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導入事例

Urban Research logo株式会社アーバンリサーチ

取引先とのデータ連携にオープンテキストのEDI を採用
業務にプロセスを最適化して製品リードタイムを短縮

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ビジネス課題

  • 従来EDI の機能制約が多く、実際の業務から乖離
  • アパレル特有の発注・納品データの修正対応で手作業が発生

ビジネスメリット

  • 発注・納品データ の修正対応の業務効率化

  • 荷受・入庫・出庫 までの倉庫業務の効率化

  • 倉庫へ の納品から店舗に製品を送るまでのリードタイムの短縮

概要

メンズ・レディースウェアの企画・販売・製造を行う株式会社アーバンリサーチは、取引先とのデータ連携にWeb-EDI を活用してきました。しかし、アパレル特有の生産調整への対応が難しかったため、従来の仕組みを見直し、EDI 連携ソリューションのOpenText Business Network Cloud とWeb-EDI ソリューションのOpenText Active Ordersを導入。発注や納品データの修正/ 更新が迅速化し、倉庫業務の効率も上がって製品リードタイムが短縮されています。

「オープンテキストのEDI はデータの送受信に特化しているため、アパレル特有の数量変更や分納に対しても、状況に即して発注・納品データの修正/ 更新を実施できます。OpenText Active Orders のUI は他社製品と比べて視認性に優れ、直感的に操作ができるため、生産を委託する取引先の方にも使いやすいと思いました」

坊上直昭氏
業務システム、課 SS チーフ、Urban Research

アパレル特有の商習慣に対応する業務実態に合ったEDI の導入を検討

1974 年に大阪で創業したアーバンリサーチは「URBAN RESEARCH」をはじめ、さまざまなコンセプトのメンズ・レディースブランドを全国に展開しています。近年はレストラン、バー、キャンプ場なども運営し、さまざまなコラボレーションを実現しています。2023 年に長野県で開催したキャンプフェスティバル『TINY GARDEN FESTIVAL 2023』、東静岡のマーケットイベント『YES GOOD MARKET 2023』の全面サポートなど、買い物体験をより高めるための取り組みも推進しています。

同社のアパレル製品の一部は、生地メーカーと生地を共同開発して独自にデザインし、外部の取引先に生産を委託しています。2,000 社近くある生産委託先のうち商社経由で取引する約400社とは、Web-EDI を介して発注、納品、請求、支払等のデータをやり取りします。しかし、数年前に導入したWeb-EDI システムは、スーパーやドラッグストア向けに開発された製品で、機能面でアパレル特有の商習慣への対応に限界がありました。業務システム課 マネージャーの谷口あい氏は次のように語ります。 「アパレルの場合、例えば1,000 着分の生地を仕入れて生産を委託したとしても、結果として100 着多い1,100 着分が作れたり、900 着分しか作れなかったりと、納品数に差が生じることがあります。さらに、複数の生地を組み合わせる場合、生地の調達の都合によっては先に500 着、後から500 着といった分納も発生します。以前のWeb-EDI で発注や納品データを修正するときには、当社の発注管理者と取引先との間で手作業での調整が必要でした」現在、同社は全社的に基幹システムや倉庫システムのリプレースを進めています。そこで先行して、業務実態に適したEDI の導入を検討することになりました。

「経験豊富なオープンテキストの熟練SE の方が、勘所を押さえてプロジェクトをマネジメントし、要所ごとに要件を確認しながら丁寧に進めてくれたため、スムーズに導入することができました」

坊上直昭氏
業務システム、課 SS チーフ、Urban Research

柔軟性が高くUI が使いやすいオープンテキストのEDI を採用

アーバンリサーチは複数の製品を検討し、EDI連携ソリューションのOpenText Business Network Cloud(旧称:OpenText B2B Managed Services)と、Web-EDIソリューションのOpenText Active Ordersを採用しました。決め手は、データを保持する仕組みが同社の要件に合っていたことと、システムの拡張性の高さ、実用的で操作イメージが湧きやすいユーザーインターフェース(UI)にありました。 「オープンテキストのEDI はデータの送受信に特化しているため、アパレル特有の数量変更や分納に対しても、状況に即して発注・納品データの修正/ 更新を実施できます。OpenText Active Orders のUI は他社製品と比べて視認性に優れ、直感的に操作ができるため、生産を委託する取引先の方にも使いやすいと思いました。さらにOpenText Business Network Cloud により、基幹システムをはじめ他システムとの連携が容易になることも期待しました」と、業務システム課 SS チーフの坊上直昭氏は語ります。

2019 年より開始した導入プロジェクトは、コロナ禍の中断を経て2022 年2 月より再開し、6カ月後の8 月に完了して約400 社の取引先とのデータ交換を開始しました。「経験豊富なオープンテキストの熟練SE の方が、勘所を押さえてプロジェクトをマネジメントし、要所ごとに要件を確認しながら丁寧に進めてくれたため、スムーズに導入することができました」(坊上氏) それでも、取引先が操作に慣れるまでは時間を要したといいます。

「商社経由で約400 社の取引先に対して操作説明会を実施しましたが、スケジュール調整や説明資料の手配・調整などの作業に追われました。運用開始後もしばらくは取引先からの問い合わせに対応し、2 カ月ほどかけて慣れていただきました。一方、発注・納品を管理する社内部署の業務は導入後も大きく変わることがなかったため、項目やデータ連携のタイミングの確認程度で済みました」(坊上氏)

鮮度の高い納品情報の共有により倉庫業務の効率化が実現

OpenText Business Network Cloud とOpenText Active Orders の導入後、従来の課題であったアパレル特有の発注・納品データの修正/ 更新に関してはストレスなく対応できるようになり、取引先とのメールや電話でカバーしていた調整業務が効率化されました。納品数量の増減や分納が発生した際は、Web-EDI 上で発注・納品データを修正/ 更新することで、基幹システムにリアルタイムに反映されます。これにより納品予定日の前日や当日の早朝の段階で、最新の納品情報を倉庫側と共有することが可能となり、荷受・入庫・出庫までの倉庫業務が効率化されています。

「倉庫から店舗に製品を送るまでのリードタイムを短縮できました。時間的には数時間の短縮ですが、1日でも早く店頭に商品を並べられれば、売上拡大にも貢献できます。アパレルは季節によって発注量に波があり、当社ではEC にも力を入れているため、正確な納品情報を早期に把握できることはビジネスにおいても大きなメリットです」(谷口氏)

OpenText Active Orders では注文の一覧画面上に「注文」「納期回答」「入荷」「出荷」といったオーダーのステータスが、わかりやすいアイコンで表示されるため、注文単位のプロセスを簡単に把握し、仕入先と共通の画面で確認できます。さらに、検索機能によって注文番号、注文日、ステータスなどの指定条件でフィルタリングができる利便性の高さも高評価です。「従来のWeb-EDI と比べて大きく操作性が向上し、現場にも満足して使ってもらっています」(坊上氏)

「倉庫から店舗に製品を送るまでのリードタイムを短縮できました。時間的には数時間の短縮ですが、1日でも早く店頭に商品を並べられれば、売上拡大にも貢献できます。アパレルは季節によって発注量に波があり、当社ではEC にも力を入れているため、正確な納品情報を早期に把握できることはビジネスにおいても大きなメリットです」

谷口あい氏
業務システム課 、マネージャー、Urban Research

検品データやASN データの利活用によりさらなるリードタイムの短縮へ

アーバンリサーチでは今後、関連会社の検品所とのデータ連携や、ASN(事前出荷通知)データの利活用などによって現在のシステムを拡張し、発注から納品、出庫までのリードタイムのさらなる短縮を図りながら、発注精度の向上を目指していく考えです。 「例えば、外部の倉庫と連携している海外の大型検品所とEDI でデータ連携できれば、海外で生産した製品の納品量も入庫前の検品段階で把握が可能になり、国内同様に倉庫の効率化やリードタイムの短縮が期待できます」(坊上氏)

EDI 環境の整備を終えた同社では、基幹システムや倉庫システムの更新に本格的に着手し、2025年度中の本稼働を目指してプロジェクトを進めています。オープンテキストに対しては今後も、海外事業に関わる知見の提供やデータ送付サービスの導入支援などに期待を寄せています。

「当社は現在、台湾と上海にも現地法人を置いて一部商品を展開しています。その他の国へ事業展開をしていく際、グローバルベンダーの立場から商習慣の違いや海外展開時の注意点などに関するアドバイスをいただけると助かります」(谷口氏) Web-EDI の刷新によって好調なスタートを切ったアーバンリサーチのシステム刷新プロジェクトは、今後も前進を続けていきます。

株式会社アーバンリサーチ

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株式会社アーバンリサーチは、1974年に大阪で創業した日本を代表するライフスタイル提案型アパレル企業です。業領域はメンズ・レディースウェアの企画・製造・販売に加え、EC事業、インテリア・雑貨、飲食、宿泊施設、アウトドアイベントなどへも拡大しており、ファッションを軸に幅広いライフスタイルを提案しています。