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導入事例

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OpenText™ Content Management (旧Extended ECM) により電子帳簿保存法対象の書類の電子化と管理を大幅に効率化

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ビジネス課題

  • グローバル業務とシステムの標準化による効率化と事業環境変化への対応
  • 最新IT(DX)を活用したシステム化と自動化による負荷軽減・新たな働き方への対応強化
  • 電子帳簿保存法への対応/ 書類の電子化

ビジネスメリット

  • SAP S/4HANA とのシームレスな連携による業務の効率化

  • イムスタンプ を付与してエビデンスを確保した書類の自動保管

  • 紙のコストや印刷コスト の削減、保管スペースの削減

概要

株式会社スクウェア・エニックスはグローバル経営基盤の構築に際し、電子帳簿保存法対象書類の管理ソリューションとしてOpenText™ Content Management (旧Extended ECM) for SAP® Solutions を導入。SAP S/4HANA とのシームレスな連携により、業務プロセスの中で各種書類の電子保管や参照が可能となり、業務効率が大幅に向上しました。1 カ月あたり4,000 件分の書類の電子化を進め、物理的な紙の削減や保管スペースの削減も見込んでいます。

「一般的なECM 製品の場合は基幹システムに伝票入力後、ECM で書類を保管し直すという2重のオペレーションが発生します。OpenText Content Management (旧Extended ECM) なら、SAP S/4HANA 上で書類を添付した伝票を作成し、経理部門が承認するだけでタイムスタンプを付与してエビデンスを確保した書類が自動保管されます。人による作業の手間を省くことができ、1 度のオペレーションで完結することは大きなメリットです」

山嵜学氏
情報システム部 エンタープライズ・システム シニア・マネージャー、Square Enix

グローバル経営基盤の構築を機に電子帳簿保存法対象の書類を電子化

シリーズをはじめ多数のヒット作で知られるスクウェア・エニックス。大型オンラインゲーム/モバイル向けゲームを手がけるデジタルエンタテインメント事業、アミューズメント施設運営や業務用ゲーム機器の開発を行うアミューズメント事業、コミック雑誌やゲーム攻略本、デジタルコミックの配信を行う出版事業などを展開しています。

同社は現在、基幹システムのグローバル統合を進めています。ゲーム業界のビジネスモデルがグローバル規模で変化していることから、マスター/ データ統合による経営情報の可視化とリードタイム短縮、グローバル業務とシステムの標準化、事業環境変化への耐性確保などを目的に、SAP S/4HANA を導入してグローバル経営基盤を再構築しています。

同時に業務変革のテーマとして掲げたのが、最新IT(DX)を活用した負荷軽減と新たな働き方への対応です。それに伴い、紙の書類の電子化に乗り出したと、情報システム部 エンタープライズ・システム シニア・マネージャーの山嵜学氏は語ります。

「これまで見積書、契約書、検収書、請求書、領収書など多くの書類を紙で処理/ 保管してきました。各種コンテンツの制作を手がける当社の取引先はクリエーターや作家などの個人事業者が多く、取引先から受領する請求書の枚数は一般的な企業より多くなります。また、印税をお支払いする際にお送りする支払報告書も1,000件以上にのぼります。書類の保管期間は法定要件が7 年で、大量の書類に多くの保管スペースが必要です。そこで、基幹システムの統合を機に、電子帳簿保存法の対象となる書類の電子保管を検討しました」

「インフラの安定化まで、オープンテキストのテクニカルチームからも全面的にサポートいただき、コンサルティングパートナー、SAP、当社の4 社で連携して乗り切りました。苦労はあったものの、運用開始後の安定稼働につながりました」(

山嵜学氏
情報システム部 エンタープライズ・システム シニア・マネージャー、Square Enix

SAP S/4HANAとシームレスに連携するOpenText Content Management (旧Extended ECM)を採用

書類の電子化/ 一元管理に向けて、文書管理システム(ECM)の導入を検討した同社は、OpenText Content Management (旧Extended ECM) を採用。決め手は、SAP S/4HANA と統合されたソリューションとして提供され、グローバルで利用可能であること、他システムとのオープンなAPI 連携が可能なSaaS ソリューションであることでした。

「一般的なECM 製品の場合は基幹システムに伝票入力後、ECM で書類を保管し直すという2重のオペレーションが発生します。OpenText Content Management (旧Extended ECM) なら、SAP S/4HANA 上で書類を添付した伝票を作成し、経理部門が承認するだけでタイムスタンプを付与してエビデンスを確保した書類が自動保管されます。人による作業の手間を省くことができ、1 度のオペレーションで完結することは大きなメリットです」(山嵜氏) 2021 年4 月に開始したOpenText Content Management (旧Extended ECM) の導入は、SAP S/4HANA の導入を支援したコンサルティングパートナーが一括で担当し、オープンテキストのコンサルティングサービスを活用しながら進めていきました。 「SAP S/4HANAの中にOpenText Content Management (旧Extended ECM) を組み込んでいく作業となるため、フロントエンドのSAP S/4HANA とバックエンドとなるOpenText Content Management (旧Extended ECM)の両方の知識と経験が必要でした。オープンテキストから専門的な知識を提供していただけたことで、機能を最大限に活用できるシステムを構築できました」(山嵜氏)

なお、導入当時はオープンテキストがSaaS のプラットフォームをGoogle Cloud のAPJリージョンに移行している過渡期であったことから、基盤の安定化には多少時間がかかったといいます。 「インフラの安定化まで、オープンテキストのテクニカルチームからも全面的にサポートいただき、コンサルティングパートナー、SAP、当社の4 社で連携して乗り切りました。苦労はあったものの、運用開始後の安定稼働につながりました」(山嵜氏) 移行プロジェクト期はコロナ禍と重なり、在宅ワークへの移行が急がれたため経理部門なども書類の電子化には前向きで、システムの立ち上げもスムーズに進みました。

「通常の処理業務の流れで、法令を順守した書類が自動的に保管できる点は、非常に即効性がありました。書類作成時、従来のように複数のシステムを使い分ける手間は必要ありません。さらに、取引先とは書類を電子請求書発行システム等でやり取りできるようになり、請求書を印刷/ 封入/ 郵送する作業や、メール添付/ 送信する作業などもなくなりました」

山嵜学氏
情報システム部 エンタープライズ・システム シニア・マネージャー、Square Enix

SAP とアップローダー経由の自動格納で月に約4,000 件の書類を電子化

OpenText Content Management (旧Extended ECM) の運用は、国内で先行稼働したSAP S/4HANA と同時に2023年5 月より開始。現在、書類の保管フローは2種類で運用されています。SAP S/4HANA による一連の伝票処理の中で作成した発注書、見積書、請求書などは、電子ファイルとして自動的にOpenText Content Management (旧Extended ECM) に保管されます。一方、周辺システムで作成した書類は、独自に開発した書類アップローダーを活用してOpenText Content Management (旧Extended ECM) に転送/ 保管しています。

「現時点ではタイムスタンプが付与された書類の“保管庫”としての利用が中心で、書類作成者はOpenText Content Management (旧Extended ECM) 自体を意識することはありません。書類作成者はSAP S/4HANA または書類アップローダーで通常の業務処理を実行するだけで、自動的に電子ファイルが格納されます。OpenText Content Management (旧Extended ECM) の実質的な利用者は、経理や監査などの管理部門の担当者20 名ほどで、保管した書類に対して外部から問い合わせがあった場合や、監査など必要に応じて参照しています」(山嵜氏) OpenText Content Management (旧Extended ECM) の導入により、電子帳簿保存法で求められる対象書類のすべての電子化が実現しました。現在はSAP S/4HANAおよびアップローダー経由の格納で、月に約4,000 件の書類を処理しています。SAP S/4HANA の業務プロセスの中でシームレスに電子保管と参照が可能となり、業務効率は大きく向上しました。

「通常の処理業務の流れで、法令を順守した書類が自動的に保管できる点は、非常に即効性がありました。書類作成時、従来のように複数のシステムを使い分ける手間は必要ありません。さらに、取引先とは書類を電子請求書発行システム等でやり取りできるようになり、請求書を印刷/ 封入/ 郵送する作業や、メール添付/ 送信する作業などもなくなりました」(山嵜氏) ただし現在は、移行過渡期の処置として書類を印刷して紙で保管する運用も継続しており、紙や印刷コストの削減、保管スペースの削減などの効果は2024 年度以降に得られる見込みです。

生成AI などを活用したバックオフィス業務の効率化を検討

今後は、グローバル経営基盤の海外展開とともにOpenText Content Management (旧Extended ECM) も海外対応を進めていく予定です。書類管理には、AI の活用も視野に入れているため、AI 技術のエンタープライズシステムへの適用と発展に期待を寄せています。

「SAP ソリューションと親和性の高いオープンテキストには、生成AI との連携による入力の自動化など、バックオフィスを効率化するソリューションの提供に期待しています」(山嵜氏) 最新IT(DX)を活用したシステム化/ 自動化による負荷軽減を進めるスクウェア・エニックスの挑戦はこれからも続いていきます。

株式会社スクウェア・エニックス

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株式会社スクウェア・エニックスは、「FINAL FANTASY」や「DRAGON QUEST」をはじめとする人気ゲームタイトルを展開する総合エンターテインメント企業です。コンソールゲーム、オンラインゲーム、モバイルゲーム、出版・ライセンス事業を通じて、世界中のユーザーに高品質なコンテンツと新たな体験を提供しています